シュワルツコフ・ビオロジーシャンプー！リペアとアクアの違い＆リアル口コミ

シュワルツコフの最新シリーズ・ビオロジーシャンプーについて詳しくご紹介します。
アクアシャンプーとリペアシャンプーの違い、実際にライン使いで試したリアルな口コミなど、ぜひ参考にしてみてください。

ビオロジーはシュワルツコフのホームケアラインとして2017.8月に発売、話題になっているシリーズです。アクアとリペア2種類から選べ、シャンプー・トリートメント・マスクなどが展開されています。


シュワルツコフといえばサロンケアの王道！ドイツの薬剤師 により設立され、100年以上サロン業界をリードしてきたヘア・コスメティックブランドです。
管理人もこれまで色々なヘアケア製品にお世話になりましたが、シュワルツコフ＝頑固な研究者気質というイメージ（笑）


ケラスターゼやミルボンと並ぶメジャーでありながら、チャラチャラ（キラキラ）したイメージがなく、ひたすら研究に没頭している白衣の男性が頭に浮かんできます。※完全なる妄想です

妄想はこれ位にして…両方のラインを試してみて感じた使い心地や仕上がり、成分などを比較していきます。

ちなみに、ビオロジーは初回トライアルとして、現品セットを格安で試す事ができます。2268円でスペシャルケアまで入っているのでかなりお得！
しかも定期購入などの縛りがないので、気軽にサロン品質を試せるのが魅力です。

ビオロジーシャンプーってどんな商品？

ビオロジーはダメージケアをしながら美しい質感へ導く、サロンシャンプーらしいシャンプー。日本人の髪質に合わせて処方され、自宅のケアで サロンの仕上がりを再現するために作られたヘアケアです。

特徴

• シュワルツコフの独自技術 「アミノ酸テクノロジー」 による優れた毛髪補修効果
• 頭皮環境を整える、希少な深海エキス 「サーマスサーモフィルス培養物」

この2点がビオロジーならではの大きな特徴です。

サロン業界が認めた、革新的な補修テクノロジー

他のシャンプーとは違う、ビオロジーならではの1番の特徴は、何と言ってもダメージ補修に優れた独自の 「アミノ酸テクノロジー技術」。

※この技術について詳しく理解するために、シュワルツコフのセミナーに行ってきました。記事の最後に補足として詳しい解説を追記したので、ここでは簡単に説明します。

髪の内部構造は、らせん構造を持つミクロフィブリル繊維が無数にあり、その繊維が切断されること によりダメージが生じます。
このミクロフィブリルはコルテックス細胞の中にあり、髪を形づくる骨組み成分といえます。

シュワルツコフのアミノ酸テクノロジーは、ミクロフィブリル繊維に似たらせん構造を持つアミノ酸の集合体であり、繊維の切れてしまったダメージ部分に吸着し留まることで、しっかり 補修します。



ちょっと難解に感じるかもしれませんが、簡単にいうと（傷んだ髪は自己修復できないから）代わりに髪と同じ成分を、髪の内部構造と類似した構造で補う、といったイメージ。切れてしまった繊維を疑似的に補い、強くしなやかな髪の毛に修復するという感じで理解すると良いでしょう。

またこの技術は、世界的権威のある研究発表の場 であるIFSCC で優秀賞を受賞。研究結果もあり、サロン業界が認めた革新技術です。

頭皮環境を整える 「サーマスサーモフィルス培養物」

ビオロジーのもう1つの特徴として、頭皮環境を整える「サーマスサーモフィルス培養物」が上げられます。
「サーマスサーモフィルス培養物」とは深海の熱水噴出口付近の過酷な環境に生きている微生物・サーマスサーモフィルスの培養液から抽出される成分。
肌の老化を抑え、バリア機能を高める働きがあると注目の成分で、頭皮環境を整え、健やかで美しい髪を育てます。

ビオロジーの種類と違い

ビオロジーは髪質によって2種類のラインから選べます。
それぞれシャンプー・コンディショナー・マスク・トリートメントブースターなどがアイテム展開されています。

• ビオロジー リペアライン
  しっとりした柔らかい髪へ（フローラルの癒される香り）
  ダメージを感じやすい髪質の方にオススメ
• ビオロジー アクアライン
  軽い質感のさらさらした髪へ（オリエンタルの安らぐ香り）
  トップはふんわり、毛先はしっとりさせたい方にオススメ

実はこの2つ、処方などが大きく違います。
それぞれの特徴や、管理人が実際使ってみたリアルな口コミを交え、詳しくご紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。

ビオロジー リペアシャンプー

リペアシャンプーの特徴は、（リペアなだけに）ダメージ補修力の高さとまとまりの良さ。リペアのコンディショナーには植物由来のリペアオイルを配合し、ライン使いをする事で、しっとりとしたまとまりのある髪に仕上げます。

ダメージ補修力が高い

名前の通り、リペア＝ダメージ補修に働きかける成分がしっかり含まれています。

• 髪と同じタンパク質で出来ている2種類のケラチン
  髪内部の繊維質を補強する効果があり、特に弱った髪に有効な成分。
  2種類とも加水分解して粒子を細かくしてありますが、一方はカチオン化して髪に吸着しやすくしてあるのでとても効果的です。


• バルト海産海藻エキス（カラフトコンブエキス）
  自然豊かなバルト海でとれた海藻から抽出。各種アミノ酸を豊富に含み髪の芯から補修、保湿して柔軟性と艶を与えてくれます。

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ビオロジー リペアシャンプーのレビュー

リペアシャンプー入りトリプルセット現品を試してみました。

香り

香りはフローラル系とありますが、可憐さよりも成熟した女性的な甘さのある香りです。クラシックな香水のような香りで、比較的濃厚なので、香りが苦手という方には強すぎるかもしれません。
持続性は比較的長めですが、ふんわり香る程度です。

使用感

泡立ちは普通、きしみほぼ感じません。洗っている間の指通りがやや重めだったので、かなりしっとり系の仕上がりかな？と思いましたが、乾かすとサラサラ感が出て軽くなります。

「スルンスルン」とシャンプーできて、トリートメント後の髪の毛は「つるつる」 な感触。やはりくせ毛の人には使いやすいシリーズだと感じました。

仕上がり

「しっとりタイプ」ということですが、どちらかというと「サラつや」といった印象。
朝は猫っ毛の管理人でもペタンとせず良い感じでしたが、夕方になると若干重くなってくるように感じました。
コンディショナーに植物由来のリペアオイルが配合されているので、くせ毛のまとまり＆指通りの滑らかさともに良好で！アホ毛はほぼ目立たなくなりました。

注意点

高級アルコール系の洗浄成分であるラウレス硫酸Naがメインで使用されているので洗浄力は高めです。
しかし赤ちゃん用のシャンプーに多く使われる、非常に低刺激でマイルドな洗浄成分のココアンホジ酢酸２Naと合わせる事でバランスが取れている印象です。


泡立ちもよく洗浄力も高めなので、スタイリング剤を使用している方は使いやすいと思います。

ビオロジー アクアシャンプー

アクアシャンプーの特徴は、下の2点です。

• 健やかな頭皮と髪のための洗浄成分＆コンディショニング成分
• ダメージ補修力が高い

頭皮と髪にやさしい洗浄成分＆コンディショニング成分

マイルドで低刺激な洗浄成分を使用

アクアシャンプーは、皮脂を取りすぎない適度な洗浄力を持ちながら、低刺激でマイルドな洗い上がりを実現するシャンプー。頭皮にも髪にもとても優しい洗浄成分が使用されています。

• コカミドプロピルベタイン（メインの洗浄成分）
  ペタイン系の洗浄成分。ベビーシャンプーにも使われるほど低刺激で安全性の高い成分です。
• ココイルイセチオン酸Na（次点の洗浄成分）
  アミノ酸系の洗浄成分。泡立ちも良く、適度な洗浄力もありながら、頭皮や髪を保湿しながら優しく洗い上げる成分です。

頭皮のコンディショニング成分

アクアシャンプーには育毛剤などに多く使われる、頭皮を健やかに保つハーブエキスと、天然保湿成分が配合されています。

• セージ
  抗炎症、皮膚代謝促進、抗菌
• カミツレ花エキス（カモミール）
  抗炎症、皮膚代謝促進、抗菌
• タチジャコウソウ花・葉・茎エキス（タイム）
  収れん、消炎、保湿
• ベータグルカン
  広く自然界に存在する多糖類の一種。保湿効果にすぐれ、髪と頭皮に潤いを与えます。

ダメージ補修力が高い

ダメージ補修というと 「リペアシャンプー」を選びがちですが、「アクアシャンプー」 にも補修効果のある成分が配合されているので、傷んだ髪が滑らかで艶やかに仕上がりました。リペアと遜色ありませんでした。

• ポリクオタニウム‐22
  髪の毛の表面をコーティングして、滑らかな指通りの良い感触に仕上げる成分。
  髪の柔軟性を向上させるスタイリング効果も魅力です。


• 加水分解ケラチン
  髪内部の繊維質を補強する効果があり、特に弱った髪に有効な成分。
  加水分解して粒子を細かくしているため、ダメージ部分に入り込み、穴を埋めるようなイメージで補修してくれます。

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ビオロジー アクアシャンプーのレビュー

香り

香りはオリエンタル系とあります。具体的に表現すると、バニラやココナッツのような甘めの香りだと感じました。リペア同様シャンプー中の香りは強め、持続性も比較的長めですが、翌日はふんわり香る程度です。

使用感

泡立ちは普通ですが、細かな泡で軽い指通りが気持ちの良いシャンプーです。リペアの方はシャンプー中にやや重さを感じたので、この点が対照的でした。
シャンプー中髪の毛が絡んだり、きしみもほぼ感じないので、ストレスなくシャンプーできます。

仕上がり

このシャンプーの仕上がりはかなり好きです！サラサラの感触、でもまとまりがあって1日中くせ毛も落ち着いていました。1日中軽い仕上がりが継続するので、毛先を巻いてふんわり仕上げるのもおすすめです。

乾燥毛の方はコンディショナーだけだと（時間が経つと）毛先がパサつくかもしれませんが、マスクを使用すると艶も出て、毛先までスルンとまとまります。

ビオロジー リペアシャンプーとアクアシャンプー、おすすめはどっち？

当然個人差はありますが、管理人のおすすめは「アクアシャンプー」 です。洗浄成分のマイルドさもありますが、アクアシャンプーはとにかくバランスが良い！

突出した派手な成分は見られませんが、頭皮への影響、使用感、仕上がりとすべて満足できるのが理由です。（くせ毛の方もかなりまとまりやすいと思います）


アクアは（どちらかというと）細い髪に向いているとの事ですが、（柔軟成分も配合されているので）基本的にはオールマイティーに使えると思います。逆にボリュームを抑えたい方にはしっとり感の高いリペアがおすすめです。
値ごろな価格でサロンクオリティーを試してみたいという方は、ぜひ試してみてください。

今回ご紹介した3点セット意外に、洗い流さないトリートメント等も入ったトライアルセットも幾つか販売されています。かなりお値頃なので、ぜひご覧くださいね！

毛先のダメージに効果的な、集中ケアトリートメントはこちらの記事で！
→ パサパサの毛先にはビオロジー毛先集中トリートメント！傷んで広がる髪がトゥルン♪

追記・セミナーレポート

シュワルツコフ主催のビオロジーに関するセミナーに参加してきました。
ビオロジーは発売当初から使用し興味があったのですが、説明が難しい商品。できるだけ分かりやすく解説できるようお勉強してきたので、みなさんと共有したいと思い、追記しました。

【補足】ダメージ補修に優れた独自の 「アミノ酸テクノロジー技術」とは？

「傷んだ髪を補修する」 という言葉は、ほとんどのシャンプーやトリートメントの定番フレーズとして使われています。しかし、ビオロジーのダメージ補修は他の商品と全くの別物！単に補修効果のある成分を配合するだけではなく、独自の技術で髪の毛内部とキューティクルの損傷をメンテナンスする働きを持っています。この技術が 「アミノ酸テクノロジー」 なんですね。

毛髪は大きく分けてキューティクル、コルテックス、メデュラで構成されています。ちょうど“カンピョウ巻きの断面”のようなイメージですね。今回注目してほしいのは、コルテックスの部分についてです。

コルテックスは数十のマクロフィブリルという繊維でつくられています。そしてマクロフィブリルも数十のミクロフィブリルという繊維で構成されています。
このミクロフィブリルという繊維は髪を形づくる骨組み成分で、らせん状の形状をしているそうです。


ダメージのある髪はこのミクロフィブリル繊維が損傷したり切断された状態に！

シュワルツコフのアミノ酸テクノロジーとは、ミクロフィブリル繊維に似たらせん構造を持つアミノ酸の集合体であり、繊維の切れてしまったダメージ部分に吸着し留まることで、しっかり 補修する技術です。

セミナーで印象的だったこと

「ビオロジーはうちの研究員たちが本気で開発したアミノ酸技術。使ってくれた人が髪の毛の変化をしっかり実感した上で使い続けて欲しいから、最初のトライアルを40日分にしたんです！1週間くらいじゃ使用感しか分からないかもしれないでしょ？」と熱く語られていました。


サロンケアブランドとして確実な実力を認められているシュワルツコフの新製品。内心 「2週間分くらいのトライアルでも同じ価格で買うなー」 と思っていましたが、こんな熱い思いがあったのだと納得。


また、「髪は死滅細胞だから自分で修復するのは困難。だから天然の成分+化学が必要なんです！」 とも。
“髪と同じ成分を、髪と類似した構造で補うこと。” これが効果的に傷んだ髪を補修するという事だと力説されていたのが印象的でした。

良かったら試してみてください。

その他のおすすめシャンプーはこちらの記事でご紹介しています。よろしければ合わせてどうぞ
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