梅雨のくせ毛対策【カット編】トップ画像
梅雨に入る前、くせ毛の管理人が髪の毛のカットをする時に気をつけている事があります。それは、マメにカットをしてダメージを軽減する事、そして極力シャギーを入れないないこと!
この2点を徹底することで、くせ毛の広がりやアホ毛がかなり出にくくなります


シャギーとは、髪が軽く見えるように削ぎを入れるカット方法のことです。毛先を遊ばせてエアリーに見せたり、ボリュームを抑えたりと便利なシャギーですが、くせ毛で悩んでいる方は注意が必要です。

今回の記事では、くせ毛の人が梅雨時期にシャギーを避けた方が良い理由と、対策方法を詳しくご紹介します。

シャギー(カット)とは?

シャギーガットの見本画像
シャギーとは、髪が軽く見えるように削ぎを入れるカット方法のことです。
斜めにハサミを入れ、髪を斜めに削いだり、片方の刃にはギザギザの溝が入った削ぎバサミを使ってカットします。

シャギーのメリット

シャギーを入れるメリットは、髪に軽さが出て動きのあるスタイルが作りやすいということ。
毛髪が多くボリュームが出やすい人は、内側や全体的にシャギーを入れる事でボリュームが抑えられ、エアリーなスタイリングを楽しむ事ができます。

シャギーのデメリット

軽さを出すためにとても便利なシャギーですが、湿気の多い時期、くせ毛の人がシャギーを入れると癖が出やすくなってしまう事が多々あります。


くせ毛で髪が広がりやすい場合、
「少しシャギーを入れて軽くしてください」などと軽くオーダーしがちですが、くせ毛の人は逆効果になる事も多いようです。

くせ毛の人がシャギー(カット)を避けた方が良い理由

くせ毛の人がシャギーを避けた方が良い理由は主に下の3点。

  • 重さがある方がクセは伸びやすい
  • 毛先が細くなるため傷みやすい
  • 枝毛、切れ毛が目立ちやすい(アホ毛)

それぞれ見ていきましょう。

重さがある方がクセは伸びやすい

これは正に言葉通り!髪は重さがある方がクセが伸びやすくなります。
ここでいう重さとは髪の厚みの事ですが、下で解説する密度にも関係します。

毛先が細くなるため傷みやすい

シャギーを入れた後、毛先がパサパサする事はありませんか?管理人の場合は毛先がパサパサ+静電気が異常発生したりします。
シャギーは髪を斜めに削ぎ切るため、断面が大きくなります。同時に毛先も細くなるため、普通にカットするよりも髪が傷みやすくなってしまいます。


管理人管理人

「シャギーは髪が傷む」とよく言われますが、カット自体で傷むというよりも、傷みやすい髪になってしまうという方が正しいかもしれません。

くせ毛の場合、過度なブローやヘアアイロンの頻度が高いため、弱くなった髪に負担がかかり、髪を傷めてしまいます。傷んだ髪は毛髪内部の水分やタンパク質が減り、密度の低いスカスカとした状態に!
特に梅雨など湿度の高い時期は、スカスカになった髪が湿気を吸い込み、うねりが強く出てしまうのです。

枝毛、切れ毛が目立ちやすい

健康な髪なら問題ないのですが、ダメージのある人は枝毛や切れ毛が目立ちやすくなります。
特に全体的にシャギーを入れている人は、毛先が広い範囲にあるため、全体的にピンピンはねてしまうことも。


くせ毛の人は梅雨の時期、どうしてもうねりが出やすくなります。うねりに枝毛や切れ毛と合わさると、モワーッとしたアホ毛が全体的に出現して汚く見えてしまいます。←※管理人の経験


アホ毛って結構やっかいで、スタイリング剤を使うとモワッとしたり、まとめ髪にしても時間経過と共にパサパサした毛先が目立ってきたりと大変なんです。

梅雨のくせ毛対策・カットでできる事

梅雨のくせ毛対策として管理人が1番心掛けていることは、とにかく梅雨が来る前にダメージを減らすこと。そのため、マメにカットをするようにしています。

下の写真はつい最近カットした時のもの。
約1年半縮毛矯正をお休みしていますが、ダメージが随分減ったので軽いアイロンで綺麗なストレートになります。

美容院でカット後の画像1
美容院でカット後の画像2

管理人管理人

ドライヤー乾燥後はボワボワのくせ毛ですが、傷みが少ないと軽いアイロンで素直に癖が伸びて、ストレートの持ちも良くなるんです。




管理人は普段少しだけ毛先にシャギーを入れていますが、5月くらいになるとシャギーなしに切り替えます。カットの際は枝毛もカットしてもらえるので、指通りも滑らかに、絡まりも全くなくなります。


去年の梅雨を縮毛矯正なしで乗り切れたのも、マメなカットと良いシャンプーあってこそ!地味ですが意外に効果があるので、くせ毛がまとまりにくい方は普段よりもカットの頻度を上げてみるのがおすすめです。

毛量が多い人はレイヤーにしてみる

毛量が多いくせ毛の人には、シャギーではなくレイヤーがオススメです。
レイヤーとは段カットの事で、シャギーのように毛先を薄くしないので、その分ダメージリスクは低くなります。


シャギーのように軽くはなりませんが、その分シャンプーやトリートメントで調整する事も可能です。
以下の記事で上位のシャンプーは、硬い髪やボリュームの多い髪を自然にまとまりやすくしてくれるので、ぜひ試してみてください。(かなり違いが実感できると思います。)
くせ毛におすすめのシャンプー口コミランキング!うねり、広がりを改善(比較画像)

軽いくせ毛の人はクセを生かしたカットをしてもらう

くせ毛の種類や美容師さんの腕次第ですが、”くせ毛を生かしたカット” にするのも1つの方法です。
個人的には何度もトライして失敗してしまったので大きな事は言えませんが、軽いくせ毛の人はこれが1番かもしれません。


管理人は強めのくせ毛で部分的に縮れもあるため、カットでくせを生かすのはとても難しかったですw
ちなみに(美容師さんいわく)クセを生かしたスタイルが作りやすいのは、波状毛のくせ毛とのこと。波々に膨らんでしまうというくせ毛の方はトライしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

5月に入ってそろそろ梅雨の準備を始めています。
何度も書いてしまいますが、梅雨に備えて1番大切なのは髪のダメージを減らす事です。

くせ毛とカットはあまり関係ないように感じますが、地道にカットしていくと本当にくせ毛が扱いやすくなります。特に梅雨の時期は、シャギーなど髪に負担のかかるスタイルは避け、重さのあるスタイルを楽しんでみてください。

それでは、本日はこの辺で^^