春先までは落ち着いていたくせ毛も、5月半ばを過ぎてくると髪の広がりやうねりが気になってきます。はい、くせ毛の人にとっては憂鬱なシーズンに突入します。東京の梅雨入りは大体6月上旬から中旬です。ちなみに去年(2016年)の梅雨入りは6月5日、梅雨明けは7月28日でした。梅雨が明けて雨が降らなくても、9月後半までは湿度が高い日々が続きます。
うぅー長いですね( ̄^ ̄)ゞ
頑固なくせ毛の場合、梅雨の時期には縮毛矯正をかけてしまうのが良いと考えています。
今回は、梅雨にくせ毛が広がってしまう理由、そして縮毛矯正をした方が良い理由について管理人なりの考えをお伝えしていきます。
この記事とは相反するようですが、縮毛矯正は避けたいという方はこちらをご覧ください。
>> 縮毛矯正以外でくせ毛をストレートにする!梅雨の必需品おすすめ6選
湿度が高い日に髪が広がる、うねる理由
湿度が高い日に髪が広がる理由を簡単に言ってしまうと、髪が湿気を吸って膨張するからです。くせ毛の人は毛髪内のタンパク質繊維が不均衡に配置されているため、ねじれてうねりが出てしまいます。
毛髪内部には軟らかく水分を吸収しやすいオルトコルテックス(O-コルテックス)と、硬く水分を吸収しにくいパラコルテックス(P-コルテックス)があります。直毛の人はこの2種類がバランス良く並んでいるのに対し、くせ毛の人は配置が偏っています。そのため、水分を吸収しやすいO-コルテックスにばかり湿気を吸い込み、髪が捻じれてしまうのです。
梅雨のくせ毛には縮毛矯正をおすすめする理由
ブローをしても外に出た途端に爆発!
雨だけではなく湿気の多い時期、強めのクセはブローでは太刀打ちできません。汗だくになってブローしても、駅に着く頃にはアホ毛も目立ち、髪が広がって大変な事になってしまいます。
なんだかデートも気乗りしません。ブローに時間がかかり、待ち合わせに遅刻して大ゲンカ!みたいな事もしばしば。(←私です)とにかく時間がかかって成果が薄いのがこの時期です。
過度なアイロンで逆に髪を傷めてしまう
この時期、くせ毛の人はストレートアイロンを使うことが多いと思います。湿度の高い日はどうしても高温で念入りにスタイリングしがちです。そうしないとストレートにならないからです。
しかし、過度なアイロンやブローは逆に髪を傷めてしまう事も多いようです。特にストレートアイロンを高温で毎日使用するとダメージが進みます。毛髪内部が乾燥し、ダメージでキューティクルが傷ついた状態の髪は、外に出た途端に湿気を吸い込みやすくなります。
これぞ悪循環です!
髪のダメージを気にして縮毛矯正を控えている方もいらっしゃると思いますが、年に1回、この時期の縮毛矯正はおすすめです。私は1年に2回の縮毛矯正をしていますが、ホームケアをしっかりしていればダメージはほとんど目立ちません。簡単なブローで済むのでドライヤーからのダメージは軽減します。アイロンを使ったとしても低温ですむので安心です。何より時間的に楽になります。
年に1度の縮毛矯正、タイミングは?
では、縮毛矯正はいつ頃かけるのが良いのでしょうか?
年に1回縮毛矯正をかけるならば6月初旬がおすすめです。きちんとした美容院を選べば、湿気の多い6月から9月まで快適に過ごす事ができると思います。
いつもカットしている行きつけの美容院ではなく、縮毛矯正が得意な美容院を選ぶ事が大切です。縮毛矯正の得意な美容院は、この時期大混雑しているので予約は早めが良いと思います。
→ 縮毛矯正 失敗しない美容院の選び方・4つのポイント
前にも書きましたが、傷んだ髪は湿気を吸い込みやすくなります。縮毛矯正後のホームケアは特に念入りに行うようにしてください。
追記:軽いくせ毛の方は縮毛矯正をやる前にシャンプーを見直してみるのがおすすめ
頑固なくせ毛には縮毛矯正をおすすめしていますが、癖が軽めで縮毛矯正をするか迷っている方もいらっしゃると思います。
そんな方は、まずはシャンプーを見直してみるのがおすすめです!
管理人は去年1年を通して縮毛矯正をお休みしていました。
その時に分かったのは「シャンプーによってくせ毛の収まりが全然違うんだ!」という事。
「シャンプーで本当に変わるの?」と感じるかもしれませんが、驚くほど髪のおさまりが良くなります。縮毛矯正のようにストレートになるわけではありませんが、今は本当に良いシャンプーが出ているので1度試してみる価値は十分あると思います。
実際に管理人が使ってみて、湿気の多い日に効果的だと感じたシャンプーを3点ご紹介します。ぜひご覧ください。
→ 梅雨のくせ毛対策【シャンプー編】髪のうねりや広がりを抑えるおすすめシャンプー
雨に怯えず、プールや海にも心配せず、お泊まりも快適に過ごせるように…素敵な夏を迎えてくださいね(≧∀≦)!
それでは今日はこの辺で。