くせ毛におすすめのトリートメント・くせ毛でも雨の日に広がらないアウトバストリートメント・イメージ画像

シャンプー後のケアは、「トリートメント」や「コンディショナー」、はたまた「リンス」、そして「ヘアパック」など種類が沢山ありすぎて何を選んだら良いのか迷ってしまいます。今回はそれらの効果や特徴、そしてケアする順番などをご紹介していきます。
それぞれの役割を理解する事で、自分の髪にぴったりのアイテムを見つけてください。

「コンディショナー」 「トリートメント」 「リンス」の役割と違い

  • コンディショナー
    主に髪の表面に油膜を作り、摩擦などの刺激から保護する役割があります。
    この部分はリンスとほぼ同様の役割ですが、最近ではトリートメント成分を配合したコンディショナーも増えています。トリートメント成分配合のコンディショナーは髪表面の保護に加え、内部の補修もある程度行う事ができますが、成分の配合量はトリートメントよりも少なく、毛髪内部に働きかける効果もその分低くなっているようです。

  • リンス
    リンスはコンディショナーとほぼ同様な役割で、髪の表面に油膜を作り、摩擦などの刺激から保護する目的があります。シャンプー後の髪の毛のきしみをカバーし、手ざわりを良くしてくれます。
    しかし、あくまでも表面のケアであり、基本的には内部には作用しないことが特徴です。

  • トリートメント
    コンディショナーやリンスが主に髪の表面に作用してケアを行うのに対し、トリートメントは髪の内部に浸透して補修を行います。特にダメージが強い髪や、縮毛矯正、カラーなどをしている髪には有効です。
    同じような役割で「ヘアパック」などもあり、品ぞろえが充実しているので、お悩みに合ったトリートメントを選ぶ事ができます。
  • 「これ!」という定義はありませんが、トリートメントは髪の表面のコンディションに加え、髪の内部まで栄養を補給するもの。ヘパック(マスク)は、トリートメントよりも栄養補給や、ダメージ補修力が優れているもの(効果が強いもの)のことです。
    毎日使うならばトリートメント、週に1,2回ヘアマスクがちょうどいいです。毎日ヘアマスクにするのはしっとりし過ぎてしまうかもしれません。



また、トリートメントには「洗い流すトリートメント(インバストリートメント)」 と「洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)」があり、髪の状態よって併用も可能です。内部への浸透度は洗い流すトリートメントの方が高いので、どちらか1つを選ぶ場合はお風呂で使用する洗い流すトリートメントが効果的でしょう。ダメージが強く、引っ掛かりや広がりやすい髪の毛には洗い流さないトリートメントとの併用をおすすめします。
傷みやすいくせ毛に必須!洗い流さないトリートメントの種類、使い方

インバスアイテムの順番

皆さん色々なインバスアイテムを使用されていると思いますが、順番は間違っていませんか?恥ずかしながら私は、数年前まで順番を間違えて使用していた時期があります。これではせっかく頑張っても意味がなくなってしまいますね。
ここではトリートメントやコンディショナーを併用する際、間違いやすい使用の順番についてご紹介します。

  1. シャンプー

    最初に38度前後のお湯で丁寧に素洗いし、シャンプーします。シャンプーは手のひらで泡立ててから頭皮につけ、マッサージするように洗います。その後しっかりとすすぐことが1番大切です。

  2. トリートメントまたはヘアパック

    頭皮には付けずに毛先を中心に耳の下位までなじませます。髪の内部まで成分を行き渡らせるため、ホットタオルなどで髪を包みこみ5分から10分おいて十分浸透させます。
    ヘアパックは毎日ではなく、週に2回前後トリートメントの代わりにスペシャルケアとして使用します。

  3. コンディショナーまたはリンス

    髪の表面をコーティングし、ケア成分が逃げないようにするため、使用する場合は必ずトリートメントの後に使います。

このような順番を守らないと、せっかくのケアが台無しになってしまいます。基本的な事ですが、順番をしっかり押さえる事は、健やかな髪のためにとても大切です。