公開日 : / 更新日 :
初めての縮毛矯正は髪全体に施術しますが、2回目以降は根元のみのリタッチが基本です。
前回の施術が正しく行われ、ホームケアをきちんとしていればリタッチだけでも十分美しいストレートをキープできるのです。
縮毛矯正は髪の中のアミノ酸の結合を切断し、熱により形成し直した後に再結合させるので、効果は半永久的に持続します。
なので2度目以降は新たに生えてきた部分にのみ施術します。カラーのリタッチと同じイメージですね。
縮毛矯正を考えている方は、こちらの記事も合わせてお読みください。縮毛矯正後のダメージや、ストレートの持ちが格段に良くなります！
→ 縮毛矯正後に使うべきシャンプー＆絶対してはいけないこと！正しいホームケア
先日知人から聞いたのですが、毎回毛先まで縮毛矯正をかける美容院があると聞きびっくりしました！矯正はアイロンによって髪の表面が均一化され、艶もあるので痛みが改善されたように感じますが実際は矯正前より傷んでいます。
ダメージが蓄積した髪の上から2回目、3回目、更にそれ以降も縮毛矯正を重ねるのは当然NG！どこかで限界がきてしまいます。もしあなたの美容院が2回目以降も髪全体に施術しているようならその理由を確認してみてください。
次の章で詳しく解説しますが、もしその理由が1番以外であれば別の美容院も選択肢に入れた方が良いかもしれません。
上に書いたようにリタッチで十分な縮毛矯正ですが、それでも2回目以降も全体にかける美容師がいます。
そこには3つの大きな理由があります。
こちらはまだ許せます。
薬剤が弱く十分にくせが伸びきらない事は美容師の経験不足ですが、あり得る事です。特に「ナチュラルな縮毛矯正」が売りの美容院に多いパターンだったりします。
こちらは許しがたいゲス野郎です。
前の施術がうまくいかなかったり傷みがひどく蓄積されてバサバサになっていた場合、一時的なごまかしで全体矯正をする場合があります。
縮毛矯正のリスクを知らずに施術しているパターンです。意外にそういう美容師も居るそうです。
2または3に心当たりのある方は、残念ですが美容院を見直すことも視野に入れてください。
あなたはどの位の期間をあけて縮毛矯正をしていますか？
周期・期間に付いては個人差が大きいところですが、基本的に3か月以上は間をあけるのが良いと言われています。
髪が1か月に伸びるのは平均で1cm、リタッチは（根元を除いた）新しい髪の毛が伸びた部分にだけ施術します。そう考えると3か月で3cm、ショートの方なら気になるレベルですね！
縮毛矯正は期間を空ければあけるほど良いのは当然なので、3か月以上空けた上で自分が気になるレベルで施術するのが良いと思います。目安としては、ショートの方なら3～4か月ごとに、ロングの方なら4か月～半年ごとに施術するのがおすすめです。
以前のことですが、管理人は約3か月周期で10年以上縮毛矯正を続けてきました。
元々細くて傷みやすい髪質な上にカラーもしているので、どうしてもダメージが気になるようになってしまいました。
なんとか縮毛矯正の周期を遅らせる事はできないか？
色々試した成果もあり、3か月から半年に遅らせ、現在は約1年縮毛矯正をしていません。
1年お休みする必要はないと思いますが、年に4回施術していた縮毛矯正を2回に減らす（半年周期）事ができると、経済的にもとても助かります。
1番効果を感じたのは、意外や意外！シャンプーを見直した事です。
管理人自身も驚きましたが、髪に合うシャンプーを見つけることで、くせ毛のうねりが大きく改善しました。
上の写真は縮毛矯正後9か月くらい経過した頃のもの。根元から10cmくらいは本来の強いうねりが出ていますが、合うシャンプーを使用するとかなり落ち着きます。
下の写真はアイロンを通した状態。アイロンの温度は同様、気候的にもほぼ同じ条件です。
合うシャンプーを使用した時は、1～2回アイロンを軽く通すだけで艶のあるストレートになります。合わないシャンプーの時は、何度もアイロンを通しても全体的にうねりが出てしまいます。
縮毛矯正の周期を遅らせても、軽くアイロンを通すだけでまとまると、スタイリングがとても楽になります。
このようにシャンプーはくせ毛に大きな影響を与えるアイテムなので、ぜひご自分に合うシャンプーを探してみてくださいね。
→くせ毛におすすめのシャンプー・口コミランキング！うねり、広がりを改善
